本学には留学生が在籍しており、毎日日本人学生と一緒に学んでいます。

お互いを理解し尊重する機会を持つこと、またそのためのコニュニケーション力の向上を目的として、春から日本人学生と留学生合同の「語学・文化研究活動」を予定していたのですが、新型コロナウイルスの影響を鑑み、開催を見合わせていました。そして先日ようやく、一回目を開催することができました。

第一回のテーマは「お互いの存在を認める」こと。まずは日本人学生と留学生でペアを作り、お互いに自己紹介したあと、全員に向けて相手を紹介する他者紹介にチャレンジしました。

普段同じ教室で授業を受けたり校舎内ですれ違ったりすることはあっても、言葉を交わす機会があまりなかった学生同士もいて、最初は少し緊張している様子でしたが、話してみると共通の趣味などの共通点が見つかり次第に打ち解けることができました。

そのあとは自分の夢を紹介し合い、それを実現するために１年後・２年後・３年後、具体的にどんな取り組みをしていくかを話しました。同じ福祉の分野を目指している者同士、共感できることがあったのではないでしょうか。

12月にはクリスマス会の開催も企画しています。今後もこの活動を継続し、国籍を超えた輪をさらに広げていけたらと考えています。