社会福祉概論の授業で、介護福祉学科と総合福祉学科の１年生がディベート大会を行いました。

この日は、実際の事例にもあった「保育園開園」がテーマでした。学生たちは保育園建設賛成派・反対派・審判団・司会に分かれ、賛成派と反対派の学生がディベートを行ったあと、傍聴していた審判団の学生が、賛成か反対か色紙を上げて判定します。

くじ引きで賛成派・反対派に分かれた学生たちは、本来の自分の意見とは違っていても、それぞれの役割に合った意見を述べて、相手側や審判団を納得させなければなりません。自分とは異なる意見に説得力を持たせたり、それをベースにして相手の考えに反論するのはなかなか難しいですね。

介護福祉士も社会福祉士も、地域とのつながりが強い仕事です。将来、こういった場面に立ち会うこともあるかもしれません。授業を通して更に自分の考えを深め、福祉のスペシャリストに一歩ずつ近づいていってほしいです。